高知県のNPO法人「高知・インドネシア看護師サポート会」さん

看護師

看護師資格の取得を目指してインドネシアから来日し、高知県内の高校と短大で学んだ3名の留学生初めて受験した看護師国家試験に合格されました!この3名を支援していたのは高知県のNPO法人さんです。

日本語習得と在留期間が大きな壁に

インドネシアやフィリピンとの経済連携協定(EPA)に基づいて来日した候補者が病院などで働きながら受験する仕組みが08年度から始まりました。日本の看護師不足を補うことを目的として、海外の人材を受け入れようとする取り組みです。

しかし、日本語の習得や3年間の在留期間が障壁となっており、今年の合格率は全国でわずか7.3%という結果に・・。高知県内でも昨年、フィリピン人1人が初めて合格しただけにとどまっているそうです。

今春、合格した3名は看護師志望の留学1期生として2010年10月に来日。医療関係者の方々が運営しているNPO法人「高知・インドネシア看護師サポート会」が支援してきました。明徳義塾高(須崎市)で1年半かけて日本語を学んだ後に、高知学園短大(高知市)で3年間、看護学を学び、見事に日本語と在留期間の壁を乗り越えて合格を手にされました。

海外の人材を受け入れ医療人を育てる

3名はすでに県内の病院で看護師として働いています。高知で働いた後、一度は帰国して日本で学んだことをインドネシアでも生かしたいと語る留学生や、さらに1年、高知学園短大で学んで保健師の資格取得も目指す留学生も。

「受験勉強で難しいところは先生や先輩に聞いてほしい」と、自分たちと同様にインドネシアから留学して看護師資格の取得を目指す10名の後輩たちにエールを送りました。

NPO法人高知・インドネシア看護師サポート会は、受け入れ当初は批判も受けたが、まじめなインドネシア人学生たちの姿は日本人の学生や看護師の刺激になっているとのこと。今後は海外の医療人も増えてくるでしょうし、こういったサポーをするNPO法人の役割はますます重要になってきますね。