NPO法人の名前の決め方

NPO法人の名前の決め方

これからNPO法人をつくろう!とお考えの方へ。NPO法人の名称を考える際に注意すべき点や私自身の考え方などをまとめてみました。

特定非営利活動法人、NPO法人という語句

特定非営利活動法人やNPO法人という語句を必ず使用しなければならないかというと、そういうわけでもありません。使用しなくて問題ありません。しかし、せっかく行政の審査をパスして認められ法人格を取得するわけですから、他の任意団体と区別をつける意味でも、特定非営利活動法人、NPO法人どちらかの語句は名称に含めることをおすすめします。

名称に使ってもよい記号など

NPO法人の名称は基本的に皆さんが自由に決めることができます。皆さんがこれから永続的に運営される法人ですから、ご自身の納得のいく名称にしたいですよね。ただし、法人登記をする際に使用できる文字や記号に制限があるので、その点は注意して名称を考えましょう。使用できる文字や記号は次のとおりです。

1.ローマ字(大文字、小文字どちらでも可能)
2.アラビア数字
3.符号(「&」=アンパサイド、「’」=アポストロフィー、「,」=コンマ、「-」=ハイフン、「.」=ピリオド、「・」=中点)

「 」や( )は登記できない記号のためNPO法人の名称につけることはできません。要注意です。

事業内容を連想させる名称

これからNPO法人として様々な分野で活動をされていかれるとことと思います。NPO法人の名称を考えるポイントの1つとしては、その名称からご自身が活動される分野、事業内容が連想しやすい方が良いでしょう。

例えば、子育て支援を連想させる言葉であったり、障がい者支援、環境保護活動を連想させる言葉などを名称に含めると、一般市民の方々がそのNPO法人の名称を目にしたときに「こんなことしている団体なのかな?」とイメージしてもらいやすくなります。

反対にまったく関係のない言葉を選択してしまうと、一般市民の方々がその名称を目にすることがあっても「なにしてる団体なの??」とイメージが湧きにくいですよね。ご自身やメンバーの愛着のある言葉やキーワードで名称を考えることも1つの選択肢ですが、身内しか理解できないような名称は避けた方が良いのでは・・と思います。

メッセージ性のある名称

「この名前には実はこんな意味が込められているんです」というように1つの名称に様々な想いを込めていらっしゃる法人も存在します。その込められた想いや理念、そこから伝わるイメージに共感される方も多くいらっしゃいます。ご自身のNPO法人のファンを増やし、運営を軌道に乗せていくためには、たくさんの方々の共感が必要となってきますので、共感の得られるようなメッセージ性のある名称を付けられると良いですね。

その他、やさしいイメージを伝えたいのであれば、ひらがなを使用してやわらかいイメージを出すなどいろいろと工夫してみると、きっと満足のいく名前を決めることができると思います。これからずっと付き合っていく名前ですから焦らずじっくりと考えましょうね。

 


 

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この記事の著者

NPO専門行政書士

 

 

 

 

NPO専門行政書士 東 真稔(ひがし まさとし)昭和53年5月25日生まれ 愛知県出身。

社会人時代にNPO法人の運営に長年携わっていた経験を活かし、現在はNPO法人、一般社団法人で社会起業を目指す方々を行政書士の立場から全国的に支援している。また、金沢の大学にて「大学生が3年間かけてやりたいこと・なりたいものを見つけるキャリアアップ講座」の非常勤講師を担当。幅広い分野で活動中。

趣味はサッカー観戦、娘と公園やカフェでデート、風景画。

東真稔オフィシャルブログ「NPO専門行政書士の歩み☆毎日がSailing Day」更新中。