NPO法人の情報発信力が大切な理由

NPO法人のSNS活用

せっかく社会にとって良い活動をしているのに、適切な情報発信をしていなければより多くの人に知ってもらえず、活動も停滞してしまいます。そこで今回は、NPO法人の情報発信力がなぜ重要なのかについてまとめてみました。

あなたの団体は130,000分の1

2015年現在、内閣府から発表されたデータによると、特定非営利活動法人(NPO法人)の設立数は約5万法人で、一般社団法人や財団法人を合わせると約13万の公益活動団体が日本に存在していることになります。法人格を取得せず任意で活動しているボランティア団体もありますから、それも含めるとその数はさらに増加します。

社会のために何か良いことをしようという志を持った団体が、これだけ数多く存在する現代において、「良いことをしていればみんなが勝手に気付いてくれて、NPOの事業が上手くいくはず!」という幻想は捨て去らなくてはなりません。いくら良いことをしていても、どんなに熱い志をもった素晴らしい団体でも、悲しいことにその存在を知ってもらえなければ無いのと同じなのです。

情報発信しなければその他大勢に埋もれるだけ

皆さんの近所などで飲食店がオープンしたりしますよね。そのお店が数ヵ月でいつの間にかまた別のお店に変わっていた、なんて経験ありませんか? これは別に珍しいことではありません。例えば新しくできたラーメン屋が潰れていくのは、「これだけ旨いラーメンを作っているんだから、みんな食べに来てくれるはず!」という幻想を店主が抱いているからです。

どんなに美味しいラーメンをつくる自信があったとしても、その店がどこにあって、どんな味の種類があって、割引やキャンペーンがあって・・という情報を積極的に発信していなければ、オープン当初はお客さんが入ったとしても、持続した成長は難しいものです。

ラーメン屋さん、その他飲食店、無数にあります。NPO法人などの公益団体も13万以上です。スマホが当たり前の現代。何もしなければその他大勢の中に埋もれていくのは必至なのです。

鍵を握るのはSNSを活用しての広報

飲食店を例えに出しましたが、これはどの業界でも同じ。もちろんソーシャルビジネスも一緒、もしくは営利企業よりももっと困難であると肝に銘じておいた方が良いかもしれません。もともとNPO法人の活動分野に多い保健福祉分野は、収益を出しにくいことが多く、行政や営利企業が参入しづらい難しい事業を行っているからです。

しかし、障がい者支援や保健福祉分野で積極的に魅力ある情報を発信し、賛同者(ファン)を集めて事業を軌道に乗せて活躍しているNPO法人も確かに存在しています。NPO法人の運営を軌道に乗せることができるかどうかは情報発信、ブログやTwitter、FacebookなどのSNSを活用しての広報活動が大きなカギを握っていると言えます。

皆さんの団体は魅力的な情報発信、できていますか?

 

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この記事の著者

NPO専門行政書士

 

 

 

 

NPO専門行政書士 東 真稔(ひがし まさとし)昭和53年5月25日生まれ 愛知県出身。

社会人時代にNPO法人の運営に長年携わっていた経験を活かし、現在は石川県金沢市にてNPO法人、一般社団法人で社会起業を目指す方々を行政書士の立場から支援している。また、金沢の大学にて「大学生が3年間かけてやりたいこと・なりたいものを見つけるキャリアアップ講座」の非常勤講師を担当。幅広い分野で活動中。

趣味はサッカー観戦、娘と公園やカフェでデート、風景画。

東真稔オフィシャルブログ「NPO専門行政書士の歩み☆毎日がSailing Day」更新中。